高低差を
活かした家
スタンダード
木村建設のつぶやき
ご夫婦とお子さん3人の5人家族のお住まいです。
高低差のある敷地に対して、駐車スペースやアプローチを緩やかな勾配でつなぎ、階段も直線ではなく回りながら上るデザインにすることで、毎日の上り下りが自然で負担の少ない計画としました。
外観は総二階の単調な見え方を避けるため、軒や玄関庇を長く伸ばして横のラインを強調。窓には木製の面格子を設け、落ち着きのある佇まいを演出しています。植栽を配置して緑のカーテンをつくり、外での疲れを癒す空間に仕上げました。
LDKは「食事中は家族の会話を大切にしたい」というご要望から、テレビをタタミコーナーに設置し、階段下にはピアノを配置。食事は顔を見て家族で語らい、テレビはくつろぎタイムに楽しむという暮らしのメリハリが生まれています。
2階は寝室と、将来的に3部屋に仕切れる子ども部屋を計画。どの部屋からも植栽の緑が目に入り、心安らぐ住まいとなりました。
- 敷地面積
- 231.41m²
- 延床面積
- 103.50m²
- 施工地域
- 奈良市
- 家族構成
- 大人2、子ども3