設計ブログ
大仏殿
2024.09.27
前回の武野のブログ スウェーデンの『森の礼拝堂』の道でしたが
今回は日本の
東大寺大仏殿の道について 少し 物語ってみます。
一度は訪れたことのある大仏殿 死んでからもう一回行ってみましょう。
最初に参道のお土産屋さん
たくさんのお店が立ち並んで 多くの人がにぎわってます。
死んでしまうと あの世まで お金は持って行けませんので、
この世をさまよってる間に お金を使い切ります。
次に 南大門 高さ8mを超える金剛力士像
左に阿形像 右に吽形像が向かい合う形で立ってはります。
大仏さんの優しい表情とは全く違って カッ と目を見開いて迫力たっぷりです。
『あ』から始まって『ん』で終わるんですね。
南大門を無事 くぐると そこからは 一切 お店がなくなってしまいます。
この世とあの世の 境目 ここからは少し別世界
まだ神の使いの鹿は うろちょろしています。
南大門から中門までの道には東側には2月堂や3月堂
西側には戒壇院や指図堂と色々と寄り道するところがあってさまよいます。
なるべく 寄り道せずに行きましょう。
7日目に 中門の前の鏡池 三途の川横を通り抜けれたらラッキー
そして中門(金堂)の回廊をくぐると 別世界 鹿も入れません。
真っ暗闇の中 一人で八角灯籠の灯を目印にまっすぐ進みます。
やっと 49日目に目の細い大仏さんに出会え 天国へと導かれます。
極楽浄土 あの世に到着です。
こんな風に想像しながら大仏殿を見学すると面白いでしょ
ついでに大仏殿の現場監督は 近鉄奈良駅前の噴水の上に立たされてる
行基さん 大仏さんの救世主です。
大仏さんまでの 道 でした。
それでは皆様 心 穏やかに過ごせますように お祈りしています。