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2021/08/23

3.階段を1cm低くするための社長と設計のバトル!! の巻

 

みなさんこんにちは。

木村建設の森です。

 

前回は代表木村昌樹の奥様への提案「名もなき家事」の話から

まさかの社長への思いを知ることで愛を深めたお話をしました(笑

 

今回は「階段を1cm低くするための社長と設計のバトル!!」編です。

なかなか気になる内容でしょ??

住宅の設計ひとつひとつにいろんなバトルとドラマがあることを知っていただければ幸いです!


 

第一幕 階段を緩やかにせよ!!

社長の自宅兼モデルハウスプラン打ち合わせ中の話。

 

社長「マリ。子育ていつもありがとう」

マリ「うん」

社長「最近は子どもも大きくなって、こないだはマリがぎっくり腰になって大変やろ」

マリ「うん」

社長「だから階段も緩やかにした方が楽やろ?」

マリ「そうやね。今はマンションで2階はないけど、一戸建ては階段が大変になるね」

社長「そうやろ。ってことで階段は低くしたらどうかなぁ??」

 

前回に引き続き社長から奥様マリさんへの愛情ともいえる思いやりの心から、

階段を少しでも低くしたいと考えていた社長。

 

相手の想いを改めて知り、一緒に家づくりを楽しみ、より愛情を深める。

営業森、まだ結婚していませんが、なんだか憧れます(*´ω`*)※おべっか

 

第二幕 1cmの階段の違い??

弊社で家を建てられるお客様の中で、「階段一段一段」の高さについて深く考える方は少ないです。

仮に希望があったとしても、間取りや収納など目に見えるものに比べると優先順位がかなり低くなりがちです。

ですが、「階段の高さ」はとても大事になる場合があるんです!!

 

 ● 若いうちは良くても、歳をとった時に昇り降りが辛くなる

 ● 踏み外しや転落の危険性がある(特に小さなお子様)

 ● 毎日の家事での移動が大変

 

などなど、その家で今後30年近く生活していくことを考えると、毎日使う階段は思ったより重要なんです。

これは、二世帯なのか?単世帯なのか?今の標準の高さで問題ないから大丈夫なのか?など家族によっても変わってきます。

木村建設の家の階段の高さは標準仕様でも緩やかに設計されていますが、

社長は奥様マリさんの身体を思いやって、【標準よりも1cm低い階段】にチャレンジしたいようなんです。

 

…この話をワタシ森が聞いた時、

「ん?たった1cmで効果あるの??どうせなら5cmぐらい下げた方がいいんじゃない?」

と思ってしまったので、設計の今村に聞いてみました。

 

営業森 「実際に階段が1cm変わるだけでそんなに違うの?」

設計今村「全然違うよ!!1cmやで!」

営業森 「いやっっ!!当たり前に言うてるけどわからんよ(笑」

設計今村「なんでわからんねん!!1cm×階段13段=13cmやろ」

営業森 「いやっっ!!イメージがわかりません(笑)」

設計今村「ちょっと待っててー」

 

待つこと1分…

 

設計今村「これでわかるやろ?? 青がうちの「標準仕様」の階段の傾斜。で、赤が1cm低くしたもの」

 

営業森 「うおっ!全然違う!!!先生天才ですか?わかりました!!!」

設計今村「じゃ、仕事戻るよ(イソイソ)」

 

 

皆さんいかがですか?

たかが1cm。されど1cmだったのです。

階段って奥が深いんですね…

 

 

第三幕 社長VS設計 どうなる階段??

ところが、この社長の「階段を1cm低くしたい!」という希望に対して、

思わぬところから反対意見が出ました。先程熱弁していた設計の今村です(笑

 

ここからが熱の入る所です!!(熱いのが好きな営業森は「わーい。やれやれー」と聞いています)

 

設計今村「社長!!ぎっくり腰は身体鍛えた方がいいですよ!!なので階段は標準仕様でいきましょう!!」

社長「なんでや!1cm低くしたいねん!それにそんな身体を鍛えても変わらんやろ(笑)」

※森心の声(社長わろてもーてますやん!!)

 

設計今村「いや、でも、階段を1cm低くするのは設計上かなり大変なんです。設計上どうしても全ての材料の寸法を変えないとダメなんですし、階段を緩やかにするためには階段スペースを広く取るか、1階の高さを低くするしかないんです。これではウチが大事にしてる【ゆとり】を犠牲にすることになってしまいますよ?」

社長「いやーでも実験ハウスやし、いろいろ試したいねん」

※森心の声(おっと!社長がワガママを通す時の殺し文句の実験ハウス(笑))

 

設計今村「実験ハウスですけど、奥様も住むんですよ!!実際の生活とのバランスってすごく大事やと思うんです」

社長「いや、それでも階高下げてくれてええから!」

設計今村「それだと、木村建設が考えるのびのび暮らせる家とは離れてしまいます!!」

 

と、社長の好奇心vs今村の真面目なこだわりの問答が続くこと30分…

状況を変えたのは、同席していた奥様マリさんの一言でした。

 

マリ「あのね。夫と二人で話し合ったんだけど、階段を緩やかにしたいのは実は子どもの教育の為なんだよね」

設計今村「教育…ですか?」

 

マリ「うん。たしかに最初は私の腰の話もしてたんだけど、二人で話し合っていく中で、子どもの教育方針が見えたの。それは、『料理や洗濯物を干したりする日常の家事を子どもに手伝ってもらうことで、助けることの楽しさや嬉しさ、そして周りの人の苦労を知ることができる、思いやりのある子に育ってほしい』ということ」

設計今村「……」

マリ「その為にも、私達のお手伝いをしてくれる時に昇り降りが安全な階段にしたいと思ったの。洗濯物を室内干しする時は1階と2階を往復しないといけないしね」

 

設計今村「なるほど…そうだったんですね…でも、キッチン部分の天井高が下がるというデメリットもありますがいいですか?」

マリ「うん、それは夫婦で話し合って納得してるから大丈夫よ」

設計今村「わかりました。それだったら知恵を絞ってみます!実験ハウスも大事ですけど、社長のご家族が実際に暮らす上で大切な
『どんな家族・生活がしたいのか』『どんな子供に育って欲しいのか』が抜けていたので、反対していたのです」

社長  「へへっ悪い、その話するの忘れてたわ!!(笑」

全員  「オイオイッッ!!」爆笑

 

そんなこんなで社長VS設計のバトルが終わったのです!!

 

 

第四幕 家族の絆

弊社ではプランニングをする際、どんな間取りにするかではなく、

「どんな家族・生活がしたいのか」「どんな子供に育って欲しいのか」をしっかりヒアリングした上で、

【家づくりの軸となるテーマ作り】から家づくりをしていきます。

 

そこから、家族の想いなどを考え将来に渡ったプランニングをしていきます。

家族で話し合いを行うことで、さらに家づくりのイメージが湧くばかりでなく、

家族の思いやりや新たな一面に気づくことがあります。

 

なかなか皆さん時間もありませんし、わざわざそんな事を話すのは恥ずかしい…

というお客様もいらっしゃるのですが、家づくりは人生最大のエンターテインメントです。

 

弊社も間に入りながら、楽しく笑顔で『これからの家族の未来』について話し合っていただき、

家族の絆をさらに強くしていただきたいと考えています。

それが、プランニングの上で一番大切になってくると確信しています!

 

是非皆さんも家づくりをキッカケにお話してみてはいかがですか?

 

 

次回【さすが設計士、トンネルの原理を活用!斜めの視線とは??】の巻!!

お楽しみに!!