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プロジェクトK

【新モデルハウス ~プロジェクトK~ 】基礎の配筋と型枠工事です。vol.7

「基礎工事」の続きです。

前回は「捨てコンクリート」まで

お話しさせていただきました。

次は「墨出し」の工程になります。

「墨出し」とは、

設計図と照らし合わせながら工事を進めるのに

必要な寸法や線などを実際に書きだし、

施工の目印を作ることです。LINE_ALBUM_基礎 墨出し_240910_1.jpg

このように、捨てコンクリートの上に

線を書きだしていきます。


続いて「型枠工事」→「基礎配筋」です。

まず型枠工事は、コンクリートを流し込むために

型を作る工事のことで、

コンクリートが固まるまでしっかりと

型を保っていることが大切になります。

そして基礎配筋はコンクリートの

耐力を上げるための工事になります。

下図のように、コンクリートと鉄筋は

お互いの弱いところを補い合います。

R.png

そのため、強い基礎にすることができるんです!


では実際の工事を見ていきましょう!

まずは外側に型枠を設置します。

墨出しで書きだした線とずれてしまわないように

しっかりと設置します。

LINE_ALBUM_基礎 墨出し_240910_18.jpg

↑は型枠が水平になっているかどうかを

確認する装置です。

型枠が傾いていないかをしっかりと確認します。

 そして、コンクリートの圧力で外側に

倒れてしまわないように外側に補強を入れます。↓

LINE_ALBUM_基礎 外枠_240910_3.jpg
次に、基礎配筋を行います。

既定の通りに鉄筋を並べ、

細い針金で鉄筋を結束します。

基礎配筋の際に、排水管などが入る場所に

あらかじめ管をつけておきます。↓

管.jpg

そうすることで、コンクリートを打った時に

排水管を通す穴ができます。

配筋ができたら、寸法の確認と、

直角になっているかを検査。LINE_ALBUM__240913_7.jpg

FQCH9424.PNG

↑は外側の型枠同士の対角の長さを測っています。

みなさん三平方の定理って聞いたことありませんか?

直角三角形の対角の2乗は

他の辺の2乗の和と等しい、というあれ!

(学生時代に習ったやつです)

だから、対角線の長さが正しければ

直角に組めているということになります。


最後に、内側に型枠を設置します。

こちらも外側の型枠と同様、

墨出しで書きだした線とずれてしまわないように

しっかりと設置します。

何か金具も設置されていますね。↓

S__65273872_0.jpg

外と内の型枠の間にある金具は

「セパレーター」といいます。↓

S__65273870_0.jpg

これはコンクリートの圧力で型枠が

開いてしまわないようにする道具です。

 

S__65273871_0.jpg

↑は「アンカーボルト」と言って、

土台と基礎を固定する金具です。



こちら ↓ は「ホールダウン金物」と言って、

S__65282051.jpg

基礎と柱を固定する金具です。

どちらも構造上とっても大切なものなんです!

 

そして、内側の型枠もコンクリートの圧力で

倒れてしまわないように補強したら...

型枠完成!

LINE_ALBUM_基礎型枠_240913_6.jpg

こんな風景?見たことありませんか?

これが基礎型枠工事でした~。


 

次回は木下が「基礎工事 終盤編」

についてお送りします。

お楽しみに!

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プロジェクトK  バックナンバー

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新プロジェクト発動!?_vol.0 中島編 

プロジェクトK_vol.0 中島編 

設計士悩む・・・の巻_vol.0 中島編 

賑やかな地鎮祭_vol.0 中島編 

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■はじまります。vol.1

■名前が決まりました!vol.2

■建設地のご紹介です。vol.3

■地盤改良工事??vol.4

■地盤改良工事の様子👀vol.5

■基礎工事はじまります。vol.06